給水ボトルは必要か?

ペットショップで小犬や子猫を買うとき、フードのセットなどと共に、給水ボトルも一緒に買わされることが一般的ですが、そもそも、給水ボトルは犬や猫などの動物に必要なものでしょうか?

給水ボトルのメリットとデメリットについて述べているサイトへのリンクを貼り付けておきます。
犬の水飲み用にノズルタイプの給水器を使うメリット・デメリット

子犬や子猫の場合、器に水を入れておくと、興奮した時にひっくり返したり、おもちゃにしてひっくり返したりすることが多くあって、片付けに手間がかかるので、生後数ヶ月くらいまでは使っても良いかな、とも思いますが、
・水入れの器を、ケージの奥の方(壁側)に置いておく、
・ずっしりとした陶器の器を使う、
・ひっくり返りにくい形状(富士型)の器を使う、
などの対応で解決できるので、やっぱりいらないと思います。


犬や猫の本来の水の飲み方の動画をみれば、給水ボトルは動物に不要な器具であることが、理屈抜きに分かっていただけると思います。
【研究結果】 猫と犬の水を飲み方の違いについて - ねこにゅー
猫と犬で水の飲み方に違い 猫は「巧みで優雅」――米大学


給水ボトルで水を飲ませると、不自然な飲み方で水を飲まざるを得ず、また、たくさん飲みたい時でも、がぶ飲みが出来ないので、毎日常に多かれ少なかれ脱水気味になりやすいと思います。
給水ボトルだけで水を与えている飼主様は、器に変えることをお薦めします。

2018年11月10日